問いから始める
探究共創プログラム
method

問題発見から始め、問いを共に育てる。

ここでは、現地に入る前に学ぶ作法と、現地で見る、聞く、整理する、試す、残すための考え方を扱います。すぐに解決案を出すのではなく、相手の誇り、負担、制約、願いを聞き、問いを更新しながら進めます。

大切なのは立派な解決策を急ぐことではなく、問いの育ち方を見ることです。感想をそのまま提案にせず、見えているものとデータのズレ、現場の声と自分の解釈のズレから、検証できる問いへ絞ります。

観察

現場を歩き、季節、動線、エネルギー、情報の流れを観察する

施設、道、作業場、集まる場所、使われていない時間、電気や熱の使われ方、計測できるもの、予約や連絡、制度や予算に関わる制約を記録し、先入観と事実を分けます。

気づき

経験者の言葉を急いで分類しない

困りごとだけでなく、誇り、楽しみ、ためらい、続けている理由を聞き、違和感の根を探します。

問題発見

表面の困りごとと本質的なズレを分ける

参加者の思い込みだけで課題を決めず、誰にとって何が問題なのかを言葉にします。

仮説

事実、解釈、仮説を分けて整理する

見聞きしたことを関係図にし、原因を決めつけず、確かめる順番のある問いに変えます。

課題抽出

確かめるべき条件を絞る

人、場所、季節、費用、安全、協力者の負担を見て、今確かめるべき論点を選びます。

課題設定

小さく試せる形にする

一回の場、試作品、聞き取り会、案内文、記録様式、簡単なDX改善、政策メモ、合意形成の進め方など、検証可能な形に整えます。

目的

学びを自分と地域の次の行動へ戻す

何のために試すのか、何を地域に返すのか、次に何を省察し改善するのかを明確にします。