「幸せ」という言葉は、とても日常的に使われるけれど、その意味をあらためて問おうとすると、どこかつかみどころがない感覚になることがあります。
穏やかさ、つながり、自由、安心、誰かとの信頼、 小さなよろこび、満たされている感じ──
幸せをつくっているものは、人によってずいぶん違うようにも思います。
また、社会や制度の中で「幸福」が語られるとき、 それは数値化された満足度や、統計的な傾向として扱われることもあります。
けれど、「私は幸せだ」と感じる感覚は、もっと複雑で、静かで、時に脆いものではないでしょうか。
そこで、あらためて問い直してみたいのです。
幸せとは、どんな状態のことを言うのでしょうか?
そして、私たちはそれを、どのように大切にしていけばいいのでしょうか?
みなさんの中にある「幸せの手ざわり」を、よければ言葉にしてみていただけませんか。