RPI（Resilience Performance Index）— 回復力の“実行成績”

要約
危機前後の実行パフォーマンス（速度・損失縮小・学習）に焦点。

定義（JP/EN）

• JP：準備・応答・復旧・学習の各フェーズKPIを統合した回復力成績。
• EN: A performance index over prepare–respond–recover–learn phases.

何がわかるか

• どの段階が失速しているか、反省が改善に反映されているか。

なぜわかるか

• フェーズ別KPIの前後比較で学習効果まで追えるため。

従来との違い

• 静的な備えから、動的な運用成績へ。

メリット/デメリット

• 〇 運用改善（訓練・手順改訂）の直接KPI。
• △ データの即時性・事後レビューの質に依存。

測定設計（例）

• 準備：訓練頻度、要員充足率
• 応答：初動時間、連絡到達率
• 復旧：重要サービス復旧時間
• 学習：CAPA実施率、再発率

可視化

• フェーズ別ファネル、リードタイム分布。

ユースケース

• 交通・電力・通信・病院・大学の危機運用レビュー。